本土から友人が遊びに来てくれたので、久しぶりに新城海岸へ行ってシュノーケルしてきました。
新城海岸は、宮古島ではおそらく吉野海岸と並んで二大有名なシュノーケルを楽しみやすい海岸で、ガイドブックや観光情報サイトでも必ず紹介されています。
確かに、遠浅でサンゴも多く、魚も多いのでシュノーケルを楽しむには素晴らしい海岸です。
また、まっすぐに30分ほど泳げばリーフエッジまで行くことができ、急に沈み込む幻想的な景色を鑑賞することができます。
しかし、今回、2年ぶりくらいに新城海岸でシュノーケルをして、これはもう人にお勧めするのは難しいかな・・と感じました。
原因はもちろん、サンゴの白化・死滅です。
新城海岸の状況
ここからは、安いデジカメ画像で恐縮ですが、簡単な写真記録です。
一面、色づいていないサンゴが広がります。白化していたり、藻が付いていたり。
ときおり青いサンゴもありましたが、本当に少ないです。
以前は、リーフエッジ付近は色とりどりの枝サンゴできれいだったのですが・・・
よーくさがして少し青がある程度。
ちょっとぶれてしまっていますが魚の群れがいたので動画です。
青いサンゴの熱帯魚のセットは本当にきれいです。
もちろん、まだまだ熱帯魚は豊富ですし、まったく楽しめないわけではありません。
でも、サンゴの状況は本当に予想以上に酷いです。
もちろん場所にもよると思うので、また新城の別の場所も泳ぎたいと思います。
宮古島で海に入る方へのお願い
改めて、宮古島で海に入る方に最低限のお願いです。
フィンでサンゴを蹴らない、乗らない
注意をしていても、気が付かないうちに蹴ってしまうものです。
ぜひ、細心の注意をお願いします。シュノーケル中に休む場合は、砂地を探して足をつけるようにしましょう。
できるだけ短いフィンを使うことも、誤蹴防止になると思います。
サンゴに優しい日焼け止めを使う
通常の日焼け止めには、サンゴに有害な成分が含まれます。
海に入るときだけでかまいませんので、サンゴに優しい日焼け止めを使うよう、お願いします。
参考記事:「サンゴに優しい日焼け止め」使用のお願い