仕事の職種選択の幅が少ない宮古島ですが、現在行政も率先して企業誘致に取り組んでいます。
以前、本土の企業の進出歓迎!宮古島で「テレワークの楽園化プロジェクト」が進む というエントリで行政の動きをご紹介しました。
今回は、民間の動きです。
宮古島にある新しい働き方のスペースをご紹介します。
宮古島初の本格シェアオフィス
ご紹介するのは、宮古島初の本格シェアオフィス&コワーキング「MUGI」さんです。
WEBサイトを見ると、まるでどこかの都心にあるような、おしゃれなオフィス環境を提供しています。
WEBサイト:シェアオフィス&コワーキング|MUGI
この施設は、1時間単位のスポット利用から、登記住所として完全に事務所として利用する使い方まで、様々なニーズに対応しています。
ですので、出張や旅行中にすこしだけ仕事をしたい場合でも、宮古島で起業をしてオフィスを構える場合でも、どちらも対応可能です。
隣にはブルーシールアイスの店舗があり、すぐ横はスーパーのサンエーですので、とても便利な立地のオフィスです。
最近では、WEBエンジニアやライターなどをはじめ、「ネット回線さえあれば、どこでも仕事ができる」という職種も増えていますので、遠隔地であることのデメリットは昔に比べるとかなり減ってきているように思います。
こうしたオフィスを活用して、宮古島を拠点に働く人が増えるといいですね。
ビジネスマッチング交流会
7月12日には、MUGIを会場としたビジネスマッチング交流会も行われるようです。
シェアオフィスの魅力の一つは、職場自体にビジネスチャンスと出会いの可能性があることだと思うので、こうしたイベントから、宮古島に新たな仕事が生まれることに期待したいですね。
イベントの詳細は、こちらのFacebookページからご確認いただけます。
冒頭でも書きましたが、宮古島は職業選択の幅が狭く、島内出身者が島に戻りたくても、希望する仕事が無いので戻れない、という話をよく耳にします。
また、若い人に話を聞いても魅力的な会社はあまりなく、地方にありがちな「役所が一番の就職先」に近い状況のようです。
地域の活力を保つには仕事が無ければいけませんので、今後もこうした「働く」に関する情報を積極的に発信していきたいと思います。