7月に入り、いよいよ夏本番ですね。
宮古島も連日30度を超えています。
戻り梅雨の影響で雨が増えていますが、これが終われば夏らしい日差しが続くものと思われます。
そこで本日は、改めて「宮古島で海に入るときにお願いしたいこと」をまとめます。
宮古島の美しい海を守るため、ぜひご協力をお願いいたします。
サンゴを踏まない!蹴らない!
海水浴中やシュノーケル中、休憩などのためにサンゴを踏みつけて乗っている人がいますが、サンゴにダメージが加わるので乗らないように気を付けてください。
サンゴには様々な種類があり、一見すると岩のように見えるものもあります。
例えば、
(コブハマサンゴ がじゅ丸の『OK! now』より引用)
こうしたサンゴの場合は、「サンゴと知らずに乗ってしまう」ケースもあると思うので、より注意が必要です。
安全のためにも、水中で休憩を取るためにも、遊泳時はライフジャケットの着用をおすすめいたします。
また、フィン(足ひれ)を付けていると、普段の自分のリーチより長いため、知らず知らずにサンゴを蹴ってしまうこともあります。
たまに後ろを振り返りながら、自分の足がサンゴに当たっていないか、よく観察する必要があります。
「サンゴに優しい日焼け止め」をつけよう
観光シーズンになると、毎日たいへん多くの方が海に入ります。
紫外線の強い宮古島ですので、ほとんどの方は日焼け止めを塗っていると思いますが、その化学成分が海中に溶け出すことで、サンゴ(はもちろん海全体)に有害な化学物質を溶け出させることになります。
海に入るときだけは、「サンゴに優しい日焼け止め」の使用をお願いします。
熱帯魚にエサをあげない
魚が寄ってくるのが楽しいのか、シュノーケル中に熱帯魚にエサをあげてしまう方がいます。
エサの種類にもよりますが、添加物が多いエサの場合、奇形の魚が生まれるなどの被害がでています。
水中の魚たちは、エサに困っていません。
余計なことはせず、あくまで「海の中をのぞかせてもらう」というスタンスで楽しむのがよいと思います。
以上、宮古島で海に入るときにお願いしいことについてまとめました。
もちろん、このほかにも「ゴミは持ち帰る」など、ごく当たり前の常識についてもご協力をお願いいたします。
現在、世界中のリゾート地で、「きれいな海を見たい人が集まることで、海がきれいでなくなる」というかなしい状況が起きています。
いつまでもきれいな海が楽しめるように、できることを少しずつ、はじめていきたいと思います。
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