昨日、ジャニーズの人気グループ嵐が活動休止を発表して話題になっていますね。
偶然ですが、今日ご紹介するのは、その嵐が主題歌「a Day in our life」を歌い、メンバーの櫻井翔さんが出演しているドラマ「木更津キャッツアイ 」です。
木更津キャッツアイとは
木更津キャッツアイは、2002年1月~3月にかけてTBS系列で放送された連続ドラマです。
脚本は、いま大河ドラマの「いだてん」でも話題の宮藤官九郎さん。郊外都市である千葉県木更津市を舞台に描いた青春コメディ?です。
出演者が豪華で、主演のV6の岡田准一さんを筆頭に、嵐の櫻井翔さん、俳優の佐藤隆太さん、塚本高史さん、酒井若菜さんなど、多くの方の出世作となっています。
これら主要メンバーが所属する野球チーム「木更津キャッツアイ」が物語の軸となっていて、ドラマ全体の構成が野球にかけて「(一回=一話)表・裏」となっているのが実に斬新な演出でした。基本的に、表でメインストーリーが描かれつつ、ちりばめられた謎や伏線が、裏になると一気に時間軸が巻き戻り、すべて解決していく・・という流れになっています。
宮藤官九郎さん脚本らしく、小ネタやギャグが満載のコメディではありますが、主人公である岡田准一さん演じる「ぶっさん」ががんで余命半年という基本設定により、「死ぬこと」と「死ぬまでをどう生きるか」というテーマが根底に流れているので、笑いだけではない見ごたえのあるドラマとなっています。
宮古島の登場シーン
肝心の宮古島のロケ地ですが、登場するのは木更津キャッツアイの映画化第一弾である「木更津キャッツアイ 日本シリーズ」においてです。
この作品では、主人公たちが流されて南の島に行くシーンがあるのですが、そこで前回の「TRICK」でもご紹介した、来間島の長間浜が登場します。
主人公たちが、酒井若菜さん演じる「黒モー子」と戯れるシーンです。
この長間浜、きれいで広い砂浜の割には比較的観光客の方が少ないので、撮影によく使われるのかもしれません。
最後に
ちなみにですが・・・、この「日本シリーズ」は、木更津キャッツアイの中では完全に「駄作」となっています。
映画化によって制作陣のテンションが上がってしまったのか、なにやら詰め込みすぎたような内容となっています。
もし、これを機会に木更津キャッツアイを見てみようという方は、ぜひ最後の「ワールドシリーズ」まで見ることをおすすめします。
こちらはしっかりと、シリーズを締めくくる「ファイナル」となっています。
また、木更津キャッツアイは大ファンだったけど、ロケ地が宮古島とは知らなかった―という方は、ぜひ長間浜へのご旅行をご検討ください!