2020年10月現在、日本は(というか世界中ですが)は空前の低金利です。
建築コストは高いとはいえ、年率1%を切るような金利なので、住宅ローンを使った住宅の購入には良いタイミングだと言えます。
私も移住して数年が経つため、家の購入を検討しているのですが、調べる中で宮古島ではネット銀行の住宅ローンが使えない、という衝撃の事実を知りました。
すべての銀行に問い合わせたわけではないのですが、宮古島での住宅ローンを検討する場合には、注意が必要になりそうです。
ネット銀行の金利
2020年10月、変動金利の最優遇適用は年率0.75%。もちろんこれでも十分安いです。
しかし、ネット銀行、例えばジャパンネット銀行であれば、0.38%です。
35年間変動なしと仮定し、3,500万の借り入れを行った場合、
沖縄ろうきんの返済総額は39,805,080円、ジャパンネット銀行は37,384,200円です。
その差、約200万円。
まったく同じ家を買っても、住宅ローンを組む銀行が違うだけで200万円の違い。
車一台買えますので、かなり大きいです。
離島に対応していないネット銀行
調べた範囲ですが、離島、宮古島に対応していないネット銀行です。
もしかすると、他には対応している銀行もあるかもしれません。
WEBサイトに取り扱い地域が紹介されているので、引用します。
ジャパンネット銀行
取扱地域
日本国内全域
※離島・非線引き区域・市街化調整区域・都市計画区域外は対象外となります。
住信SBIネット銀行
【取扱い地域】
日本国内全域です。
ただし、借地上・保留地・共有仮換地上の物件、離島にある物件および法令に適合していない物件については、お取扱いしておりません。
楽天銀行
対象地域 北海道、本州、四国、九州、沖縄本島および淡路島です。(離島は除きます。)
なぜ宮古島に対応していないのか
住宅ローンを組む場合、購入する物件を担保に入れることが一般的です。
その際、住宅の担保価値を評価しますが、離島の場合はその評価が難しい、できないということが主な理由のようです。
ただでさえ建築コストの高い宮古島なので、住宅ローンはできるだけ安いものを組みたいところですが、離島ならではのハードルが待っていました。
住宅購入のハードルは高そうです。