今日7月14日、宮古島の「サニツ浜」にて「サニツ浜カーニバル」というイベントが開催れました。
サニツ浜は干潮時に干潟が現れ、様々な生き物を観察できる場所です。
サニツ浜
サニツ浜は宮古島市の下地地区にある与那覇湾に位置していて、水鳥のための重要な湿地を守る国際条約である「ラムサール条約」にも指定されています。
大潮の干潮時にはざーっと潮が引いて、一面に広がる干潟は壮観です。
浜の前は「サニツ浜ふれあい公園」として整備されていて、大きな馬のオブジェが目印となっています。
サニツ浜カーニバル
サニツ浜カーニバルは、この干潟を活用して行われる地域の行事です。
干潟の上で駅伝やドッジボール、綱引きなどさまざまなレクリエーションが行われ、学校や職場、友人同士でチームを組んで参加しています。
私は大会には参加していませんが、イベントを覗きがてら干潟で遊んできました。
だいぶ潮が引いた様子。
ぶよぶよとした泥質の砂地を歩くのも楽しいです。
一面に小さな貝類がいます。その他、カニや小魚も観察できます。
潮が引いた後にいっせいに現れるのが、このコメツキガニ。
コメツキガニは「砂団子づくりの名人」とされ、砂についた栄養素を食べながら砂を団子状にしていきます。
ですので、干潟は潮が引いてまずきれいな平らになった後、一気にコメツキガニが現れ、砂団子だらけになります。
最初はきれいな泥状ですが。
本当にあっというまにこの状況に。
いったい何匹のコメツキガニがいるんでしょうね。
季節なのか、この日は水鳥はほとんど見られませんでした。
渡り鳥が多いでしょうから、来る季節が決まっているのでしょうね。
また水鳥が多くいる季節にも遊びに行きたいと思います。
干潟では地元の子どもたちも夢中でカニなどの生き物を捕まえていました。
子どもの遊び場としてはこんな贅沢な場所はなかなかないですね。