以前から妻とドライブをしている際、道端に「高腰城跡」という小さな看板があるのが気になっていましたが、今回初めて行ってみました。
宮古島への旅行というと海のイメージが強いのですが、やはり旅では歴史や史跡を見たり学んだりする人も多いと思うので、その高腰城跡を紹介します。
城好きの人は要チェック
「高腰」は「たかうす」と読みます。宮古島の東側、比嘉という集落の少し高くなっている丘の部分にお城の跡があります。
県指定史跡となっていて、また琉球王国の勢力が及ぶ前の宮古の様子がわかる貴重な遺跡であるそうです。
県によって看板もしっかりと整備されていました。
観光目的は要注意?
しかしながら、あまり城や歴史には関心がないよという人が、ふらっと遊びに行くのは、あまりお勧めとは言えないスポットです。
というのも、あくまで城跡であるので城があるわけではなく、特に雑草が生い茂っている季節は、一見するとただの原っぱにしか見えません。
こんな感じです。
歴史を知る人ならばここにもロマンを見いだせると思いますが、そうでないと楽しむのは少し難しいですね。
ただ、将来的には修復の計画があるようで、これが実現すれば、もっと楽しめる場所になりそうです。
こんな素敵な復元予想図がたっていました。
いつまでにできるのか、本当にやるのかなどは不明ですが、琉球王国になる前の「本当の宮古島」の様子がわかる施設ということなので、実現に期待したいですね。