宮古島市がサンゴ保護に関する数値目標を設定したと報道されました。
「エコアイランド宮古島宣言2.0」なる宣言のなかで5つの項目が設定され、2030年と2050年に向けてそれぞれ具体的な数値目標を設定しています。
該当箇所を引用しますと、
サンゴが海底を覆う面積の割合を示す被度は、30年に中の島と吉野海岸のハマサンゴ優占群集を40%以上、八重干瀬と来間島沖のミドリイシ優占群集を70%以上とすることを目標とし、50年もその被度の維持を目指す。
となっています。
残念ながらこの数値目標がよいのかどうかを判断する知識がないのですが、少なくとも行政がサンゴ保護にコミットすることは良いことだと思います。
少し気になるのはエリアが限定されていることで、じゃあ中の島と吉野海岸、八重干瀬と来間沖以外はどうなるの?という気もしますが、意地悪な見方でしょうか。
いずれにしてもこの宣言を受けて、島内外でサンゴの保護意識が高まるといいですね。
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