突然ですが、宮古島には映画館があります。
住んでいる街に映画館があるかどうかって、その街の文化度を示す一つの大きな指標ですよね。
私が小学生のころ住んでいた場所は最寄り駅には映画館がなくて、家族で映画を見るときはわざわざ隣町まで電車で行っていました。
それが中学生の頃に映画館ができて、自転車で映画館に行けるようになりました。
その時は、なんだか街のランクが一つ上がったような、誇らしい気持ちになったことを覚えています。
宮古島には一か所だけ、1スクリーンの小さなものですが、立派な映画館があります。
上映タイミングなどは全国より少し遅れたりしますが、話題の映画はたいてい公開されています。客層的に、少し子ども向けのものが多いかな、という印象はありますが。
ですので、たまには映画館で映画を見たいよという方も、安心して移住を検討してください!
映画館に歴史あり
ちなみにこの映画館、今は「よしもとパニパニシネマ」という名前ですが、昔は「シネマパニック宮古島」という名前でした。
2014年、映画機材のデジタル化に伴う設備投資が必要になった際に映画館存続のために募金が呼びかけられ、それを知ったよしもとクリエイティブ・エージェンシーさんが、ネーミングライツの広告費として300万円を払ってくれ、無事に映画館の存続が決まったそうです。
離島の場合、どうしても商圏が限られるため、こうした施設の維持は島民が利用するほかなく、他の地域のように営業努力でどうになかなるものではないので、なかなか難しいだろうなと思います。
いつまでも映画館が続いてほしいので、微力ですがたまには映画を見に行くようにしています。(先日はダンボ見てきました。CGダンボのリアルさにびっくりしました)