これまでも何度か記事にしてきましたが、宮古島をはじめとする地方移住を検討する場合、多くの人が気になるのは収入問題だと思います。
宮古島、沖縄地区は全国的にみて給与水準が低く、首都圏で働いていた人の多くは収入減となると思います。
また、「でも田舎だから物価が安いでしょ」と考える人も居るかもしれませんが、こと宮古島についてはそれも当てはまりません。
離島ですので、基本的にすべての販売物は輸送されるため、輸送費のコストが乗っかってきます。
家賃についても現状はかなりの高水準となっているので、収入減を賄うような物価の下落を期待することはできません。
こうした状況ですので、私も移住を機に、これまではあまり意識していなかった「節約」や「資産運用」について関心を持つようになり、現在試行錯誤しながら継続中です。
このブログでは宮古島の魅力を中心に発信していますが、地方移住という意味ではこうした情報も少しでも役立つところがあるかと思い、紹介したいと思います。
収入減にまけずに、好きな地方で生活できる人が増えることを祈っています。
インターネット銀行の利用
まず初めにご紹介するのは、私が移住を機に銀行を切り替えた「楽天銀行」についてです。
情報に敏感な方なら、インターネット銀行など何をいまさらということだと思うのですが、お金や節約のことをよく考えていないという人には、インターネット銀行はなんだか少し信用できない、不安だという人もいるかと思います。
私もその一人で、移住前は何も考えずに、前職が給与振込口座に指定した大手都市銀行に口座を作り、その口座をそのまま利用していました。
楽天銀行なら金利が100倍!
楽天銀行に切り替えてびっくりしたことは大きく2点あります。
こんなに違うなら、なんで今まで使ってこなかったのかと少し後悔しました。
1.金利が高い!(というか都市銀行の金利が低すぎ)
ひとつ目は銀行の金利です。
皆さん、普段お使いの銀行の金利ってご存知ですか?
私は、どうせ銀行の金利なんてあって無いようなものだと思っていたので、考えたこともありませんでした。
0.001%
です。
これは、仮に年間で100万円預金していたとしたら、×0.00001をかけることになるので、利息はなんと
10円
です。(実際にはさらに税金が引かれます)
もはや利息と言えるのかも微妙です。
一回でもATM手数料を払おうものなら、即座にマイナスになりますね。
それに対して楽天銀行では、通常金利は0.02%からスタートします。この時点で、他の銀行の20倍の金利となります。
さらに、楽天証券にも同時に申し込みをして、マネーブリッジという設定をするだけで(少し面倒ですが、無料です)金利は、
0.1%
こちらも仮に年間100万円預金してたとすると利息は
1,000円
となります。(10円の100倍だから当たり前ですが)
なんだとはいえ1000円か、と思うかもしれませんが、同じ銀行に入れておくだけで、10円と1000円なら大違いですよね。
そう、収入が下がる地方移住とは、こうした細かい節約も必要になるということなのです。(本来は東京にいるころからやっておけばよかっただけなのですが)
2.利便性が高い!
二つ目は、もろもろの利便性の高さです。
楽天銀行では、預金額や取引量などにより会員ランクがあり、それぞれ微妙な違いがありますが、おおむね数回の「振込手数料無料」と「ATM手数料無料」の権利が付いてきます。
頻繁に使わない個人利用にとっては十分な数で、私も楽天銀行に切り替えてからいままで、おそらく手数料を払う羽目になったことはないと思います。
東京にいた頃は、深夜にコンビニでお金をおろして数百円のATM手数料を払うなんてこともありましたが、楽天銀行ならそんな心配はありません。
以上です。
まずは私が始めた節約の第一歩、インターネット銀行への変更について紹介しました。
これを機に、私はいわゆる「楽天経済圏」に突入し、色々なサービスで楽天ポイントを貯めて節約に励んでいます。(クレジットカードも楽天カードマンのCMでおなじみの楽天カードに変更しました)
これが結構素晴らしく、地味ながら着実な節約につながっていますので、また少しづつご紹介していこうと思います。