宮古島旅行ですっかり定番中の定番となっている絶景スポット、通称「17END(ジュウナナエンド)」が、2019年の3月23日より車両通行止めとなるようです。
地元でもかなり話題となっているこのニュースをご紹介します。
17ENDとは
17ENDとは、下地島空港北側の空港管理道路の通称です。空港を造るときに砂を埋め立てたこともあり、遠浅の砂浜が広がり海がきれいに見える絶景スポットとなっています。
空港管理道路であり、公道ではないのですが、下地島空港がしばらく使われていなかったこともあり、観光客を中心に車の乗り入れを黙認してきた経緯があるようです。
それが近年、いわゆる「インスタ映え」スポットであることから観光客がかなり増えていて、下地島空港も改めて開港することから、安全管理を優先して車両通行止めとすることが決まったようです。
宮古毎日新聞の記事より、車両通行止めとなる区間を掲載しました。
人気はさらに高まる?
地元ではこのニュースを否定的にとらえる声が多く、観光業者を中心に反対の声もあったようですが、私としてはむしろポジティブなニュースだなと感じています。
あくまで「車両通行禁止」であるので、歩いていくことは可能です。少し距離はありますが、どこかに車を止めてしばらく歩いたのちにあのきれいな海が広がれば、車で行った時よりも感動は増すのではないかと思います。
その意味で、希少性が加味されることで観光地としての17ENDの価値は高まったと考えることもできます。
また、現在は夏のシーズンは車で混雑してしまう光景もありましたが、その心配もなくなるので、歩いた方はご褒美として絶景をよりしっかりと楽しむことができるはずです。
一点気になるのは、歩くための車を置く場所があるのか、ということです。車両通行止めの前の道路にずらっと路駐が並んでしまうことがないよう、どこかに駐車スペースができたらいいなと思います。