宮古島に旅行に来る方で、最低一食は食べるのではないかという定番グルメが「宮古そば」です。
各地域で少しづつ出汁や麺が異なりますが、いわゆる「沖縄そば」の一種です。
沖縄そばは、そばとはいっても「そば粉」は使っていません。
麺は小麦にかんすいを入れて作る中太麺ですので、イメージとしてはうどんとラーメンの中間のような麺になります。
沖縄ではずっと愛されている家庭料理でありますが、最近では宮古そばも実に多様化していて、様々な"進化形宮古そば"が登場しています。
今回は、そんな進化形宮古そばの中で、私がお勧めするお店をランキング形式で紹介します。
「ザ・宮古そば」に少し飽きた方や、二食目で変化をつけたいという方は、ぜひ参考にチャレンジしてみてください。
なお、当然ですが、私も宮古そばを扱っている全店に行っているわけではありません。
ですのでこのランキングはあくまで「2018年版」ということで、またランキングが変われば更新したいと思います。
1位 中休味商店 鳥宮古そば
1位に選んだのは、中休味商店の鳥宮古そばです。
このお店はすでに観光客の方にもかなり有名で、シーズンには毎日行列ができています。
鳥宮古そばは、文字通り宮古そばを鶏ガラ出汁でアレンジしていて、つるっとした麺も合わせて全体としてラーメンに近い味わいになっています。
こくはありますがあっさりとしているので、とても食べやすく、おいしい宮古そばです。
また、麺を食べ終わった後に、無料でついてくるライスを入れて鳥雑炊風に楽しめるところもポイントが高いです。
ちなみに、その際に卵を入れる人もいますが、私はスープが冷めるのが嫌で入れない派です。
私の中では、"進化形宮古そば”の元祖ともいえるお店です。
中休味商店 (宮古島市) の口コミ19件 - トリップアドバイザー
2位 つるそば とんこつ宮古そば
1位が鳥ガラなら、2位は豚骨です。これをみても、宮古そばにどんどんラーメンの文化が取り入れられ、進化と多様化が進んでいることがわかります。
つるそばのポイントは、そのそばのおいしさはもちろん、基本料に含まれる二つの得典が優れていることがあげられます。
一つ目は、ミニカレーです。男性ですと、そばだけだと少し物足りない、ということが多いと思います。
ですが、ここはカレーが付いてくるので、量的にしっかり満足できます。しかもそのカレーが結構おいしいです。
二つ目は、缶のお茶がもらえることです。宮古島は車移動が中心なので
店を出た後もそのまま持ち帰れる缶のお茶は、地味に重宝します。
宮古そば専門店 つるそば(宮古島/沖縄そば) - Retty
3位 魚市場いちわ まぜ宮古そば
3位に選んだのは、伊良部島にある魚市場いちわのまぜそばです。
こちらはそば専門店ではなく、メインは刺身定食などの魚料理です。
ここ10年ほど、全国的にまぜそばが流行っていますよね。油そば、まぜそば、汁なし〇〇と呼び方はいろいろありますが、要するに汁のないラーメン系の料理です。
その流れは宮古そばにも来ていて、ここいちわでは、伊良部島の名産である「なまり節」(食べられる柔らかい鰹節)を使って、まぜそばを提供しています。
暑い時期、スープのある宮古そばはちょっとなあ・・という時などに、さくっと食べることができます。
この店の惜しいところは、まぜそばが男性には少し物足りない量であるということです。
台湾まぜそばなどでよくある「追い飯」を採用してくれないかなと期待しています。
魚市場いちわ (宮古島市) の口コミ19件 - トリップアドバイザー
以上、2018年版の進化形宮古そばランキングでした。
皆さんもぜひ美味しい宮古そばをいっぱい食べてください。