Twitter( @miyakojimalife )で、宮古島移住を検討している方から「宮古島で必要なものは何がありますか」という質問をいただきました。
年代や性別、ライフスタイルによって人ぞれぞれ必要なものは違うので、一概に「これ!」というのは難しいですが、参考までにと思い私の経験から「除湿機」と回答しました。
除湿機は、たぶん私が宮古島へ移住するにあたり、唯一買い足した家電製品です。
今回は、沖縄・宮古島の湿度環境と合わせて、除湿機の必要性と購入の注意点を紹介します。
宮古島は一年中高湿度
まず初めに、気象庁のデータより宮古島と東京の月別湿度平年値を比較しましたので、ご覧ください。
宮古島
1月・72%、2月・75%、3月・77%、4月・80%、5月・82%、6月・84%、7月・80%、8月・80%、9月・79%、10月・75%、11月・73%、12月・70%
東京
1月・52%、2月・53%、3月・56%、4月・62%、5月・69%、6月・75%、7月・77%、8月・73%、9月・75%、10月・68%、11月・65%、12月・56%
こうしてみると、夏については東京も湿度が高いのでほとんど変わりませんが、宮古島は年間を通じて70%を下回ることがないので、年中高湿度であることがよくわかります。
快適に生活できる湿度は60%と言われているので、宮古島では一年中湿度対策が必要になります。
東京では、夏場はエアコンを入れることで自然と湿度も下がりますが、宮古島では夏以外の季節も、温度は下げないで良いけど湿度だけは下げたいというシチュエーションがでてくるので、除湿機が必要になるわけです。
こちらの湿度は本当に高く、対策をしないと家の中がカビで悩まされることになります。
冬でも、締め切りの部屋に紙の書類を置いておくと、波打つようにくたっとなってしまうほどです。
余談ですが、湿度が高いので女性の肌にはすごくいいそうですよ。
除湿機購入のポイントは「コンプレッサー式」
除湿機購入の際は、予算や家の広さなどを踏まえて家電屋で相談すればよいと思いますが、一点気を付けるべきポイントがあります。
それは、「コンプレッサー式」という方式の除湿機を選ぶことです。
除湿機には、大きく「コンプレッサー式」と「ゼオライト(デシカント)式」の二種類の除湿の方法があります。
技術的なことはよくわからないので割愛しますが、重要なことは「ゼオライト(デシカント)式は、除湿するときに部屋の温度を上げる」ということです。
当たり前ですが宮古島は暑いので、気温を上げる必要はほとんどありません。
除湿機は、夏場もエアコンと併用することも多いので、温度を上げないコンプレッサー式の購入をおすすめします。
参考まで、私が買ったのはこのモデルです。
除湿機の使い方
除湿機は、タンクに水をためる使い方と、ホースに排水しながら使う方法の2つがあります。
私の家では、夏場など湿度が特に高いときは、お風呂場にホースを出して24時間連続で除湿機を稼働させています。(付属タンクでは、半日くらいで満杯になり、運転が止まってしまいます)
冬場などはさすがに24時間つけることはしませんが、それでも結構な時間つけていますね。
まとめ
宮古島にもともと住んでいる人は除湿機なんて使わないという人が多いですが、移住者は多くの人が除湿機を使っています。
宮古島にはヤマダ電機やベスト電器、ドン・キホーテ、メイクマンなど家電を扱っているお店は多くあるので、移住前から急いで買う必要はありませんが、除湿機が必要だということは覚えておいては損はないと思います。