沖縄・宮古島移住生活|旅行情報も充実のブログ

東京から沖縄の宮古島に移住しました。宮古島に旅行や移住を検討している人に、レジャー情報や生活事情、また守るべきサンゴに関する情報を発信しています。

沖縄・宮古島移住生活

旅行者も!移住者も!宮古島「ヤドカリ観察」のススメ

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宮古島に移住した当初、内地の友達から「週末は何しているの?」とよく聞かれました。

確かに内地に比べて出かける場所の選択肢は減りますが、退屈しているかと言えば、案外そんなこともありません

そもそも内地にいたって、毎週末いろんな場所に出かけている人なんてまれですよね。週末は家の周りでゆっくり過ごす、という人も多いのではないでしょうか。

今日は、そんな私の楽しみの一つ、宮古島でのゆったり週末レジャーにお勧めの「ヤドカリ観察」を紹介します。

旅行者の方にも移住者の方にも、どちらもお勧めですよ。

ヤドカリとは

ヤドカリを知らない人は少ないと思いますが、こういう見た目の貝みたいなやつです。

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「ヤドカリ」の名の通り、他の貝が死んだ後に、空になった貝を家として利用しています。

宮古島では、数の多寡に差はあれど、ほぼすべてのビーチで必ずといっていいほど見つけることができます。(見つける、というか行けばいます)

ヤドカリの魅力

見た目がかわいい

もちろん好みによると思いますが、どうでしょう、この見た目。

愛らしくないですか。

動きがかわいい

止まっているヤドカリもかわいいですが、動いていると姿はもっとかわいいです。

台風後のビーチで撮影したので風の音がうるさいので再生注意ですが、短い動画がこちらです。

ちょこまかちょこまか動く姿が、ずっと見ていても飽きません。

またヤドカリは臆病な生き物で、人が近づく気配がするとすぐに殻の中に閉じこもってしまいます。

でも、またすぐに目を出してキョロキョロと動きはじめます。この動きを見ているのもたまりません。

ヤドカリ同士がたまにじゃれ合っているのも楽しいですが、実はヤドカリは自分に合う貝を求めて、他のヤドカリを攻撃して追い出し、貝を奪ってしまうこともあるそうです。

平和そうなヤドカリの社会も厳しい競争があるようですね・・・。

家となる貝を見比べる楽しさ

ヤドカリはいろいろな貝を家にしているので、みんなそれぞれ違います。

よくもまあ、うまく自分の体に合う貝をみつけるなーと感心しますし、たまに「それは無茶がないか」というような細長い貝や、「どうみても歩くのに邪魔じゃん」という幅の広い貝を家にしているヤドカリもいるので、見比べるのはとても面白いです。

どこの世界にも個性があって、変わり者がいるんだなということがよくわかります。

 

以上、私なりのヤドカリ観察の楽しさをまとめてみました。

ヤドカリ観察は疲れませんし、海に入らなくても楽しめるので、誰にでもおすすめできる簡単なレジャーです。

地味な印象があるかもしれませんが、案外癒されると思うので、これまで海に行ってもヤドカリに注目してこなかった方も、ぜひ次回は注目してみてください。

少し涼しくなってきたこれからの季節は、特にお勧めです。