沖縄・宮古島移住生活|旅行情報も充実のブログ

東京から沖縄の宮古島に移住しました。宮古島に旅行や移住を検討している人に、レジャー情報や生活事情、また守るべきサンゴに関する情報を発信しています。

沖縄・宮古島移住生活

宮古島の台風対策~台風24号が接近中~

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台風24号、通称「チャーミー」がすごい勢いで日本列島を襲いそうですね。

宮古島では早くも台風の影響がでていて、風が強まり波も高くなっています。

今の予報ですと、明日28日の午後には暴風警報が発令されそうです。

宮古島は、「台風銀座」と呼ばれるほど台風がよく通過する場所です。私も、移住後に数回の台風直撃を経験しています。

今日は、そんな宮古島の台風事情を紹介します。

 

台風に慣れている

宮古島に住んで一番感じることは、島民の人はみんな台風に慣れているということです

首都圏に台風がぶつかることは年に一度あるかないかという頻度なので、ある種のイベント的に報道も含めてすごく大騒ぎとなりますが、宮古島ではとても「たんたんと」台風を迎えます。

また、びっくりしたのは、宮古島の人はみんな台風を「ヘクトパスカル」で理解しています。移住当初は、「今回の台風は950hPaだからそれほどでもないね」といった会話にぽかーんとしていましたが、最近はようやく私もわかってきました。(hPaは数値が低いほど強い台風となります

ちなみに、今回のチャーミーは、当初915hPaでしたので猛烈な台風として話題になりましたが、今では950hPa程度となり、「猛烈」から「非常に強い」までランクダウンしています。

宮古島の台風対策

どのエリアでも当てはまる当たり前のことばかりですが、私が実践している対策を紹介します。

飛びそうなものは屋内に

これがとても大切です。台風の被害は、強風により直接もたらされるものよりも、風で飛んだものがどこかにぶつかり、破損させるケースがほとんどです。

なにより怖いのが「電線を切る」ことで、これで停電を引き起こしてしまいます。周りに迷惑をかけないために、外にあるものは極力家の中にしまいましょう。

排水溝の掃除

特に集合住宅の場合、ベランダの排水溝が詰まっていないかチェックします。ここが詰まってしまうと水が流れないので、ベランダに水が溜まって大変なことになります。

雨戸を閉める

雨戸がある場合には、必ず雨戸を閉めます。雨戸がない場合には、窓のふちに新聞紙などを敷き詰めて、浸水対策を行います。

猛烈な風と共に雨が室内に吹き込んでくるので、ここは定期的にチェックが必要です。

冷凍庫をできるだけ空に

台風時は停電の可能性が高いので、溶けてしまうのもはできるだけ事前に処理をして、食品ロスを回避します。

生活用品の買いだめ

台風中は外に出られず、停電の可能性もあるので、2-3日分の食材などを確保します。

また、最悪の断水にも備えて、飲用水・生活用水もためておく必要があります。

外に出ない

最後に、ごくごく当たり前ですが、これが最も重要です。

ニュースなどによる台風の被害は、ほとんどが不注意で外出した際の転倒などにより引き起こされています。

台風の際に救急対応するのも大変なので、周りのためにも家でじっとしているようにしましょう。

以上です。

50年に一度といった歴史に残る台風以外は、しっかりと備えておけば大過なく過ぎていくのが台風です。

災害の中では比較的準備がしやすいものなので、地震などよりはよっぽどましなものかなと思います。

東京では、台風時も電車が動く限り出社するなどの無茶な対応が求められますが、自己判断でも安全策を取るのが賢明だと思います。 

台風が来た時くらいは仕事を休んで家でゆっくりと過ごす、そんなゆとりのある社会になってほしいですね。

この台風24号、大きな被害が出ないことを祈ります。