沖縄・宮古島移住生活|旅行情報も充実のブログ

東京から沖縄の宮古島に移住しました。宮古島に旅行や移住を検討している人に、レジャー情報や生活事情、また守るべきサンゴに関する情報を発信しています。

沖縄・宮古島移住生活

宮古島の夜は蛍を見よう!ホタルを見られる場所・時期について

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私は移住してきてしばらくするまで、「宮古島にホタルがいる」ということを知りませんでした。

宮古島は「川がないから土が海に流れず、透明度が高い」ということを聞いていたので、きれいな川辺に生息するイメージが強いホタルがいるなんて、考えたこともなかったのです。

でも、実は宮古島は、かなり素敵なホタルスポットでもあることがわかりました。

日常の中でちょっと出かけるとホタルが見られるというのは、移住前では想像もできない、ぜいたくな時間です。

本日は、そんな宮古島でのホタル観賞について紹介します。

宮古島のホタル

宮古島にいるホタルは、本土のホタルとは種類が違います。

本土でおなじみの「ゲンジボタル」などは幼虫期を水中で生活することから、俗に「水生ホタル」と呼ばれています。

一方で、幼虫期から陸で暮らすホタルは「陸生ホタル」と呼びます。そのほとんどは沖縄に生息していて、宮古島にいるホタルもその一つで、「ミヤコマドボタル」という種類です。

ミヤコマドボタルは貴重な種で、環境省の分類では準絶滅危惧にランクされています。

ホタルが見られる時期と場所

宮古島では一年のうち、かなりの期間でホタルを見ることができます。

ピークは5月~6月の梅雨時期のようですが、場所によっては10月くらいまで見ることができます。

実際、昨日(9月18日)も夜のドライブ中にホタルを見ることができました。

また、肝心の場所についてですが、これはあまり明確に「ココ」とはネットで公開しないようにします。

やはりホタルは敏感な生き物なので、多くの人が押し寄せてしまうと生育に影響が出てしまうためです。

宮古島に移住している方や旅行中でホタルを見たいというひとは、ぜひ地元の人に場所を聞いてみましょう。タクシーの運転手さんなどでも、知っていれば連れて行ってくれるはずです。

地元の人が案内するツアーも開催されているので、利用するのも手だと思います。

ホタル観賞時のお願い

ホタルを見に行く際は、強い光(懐中電灯やカメラのフラッシュなど)をホタルにぶつけないようにしましょう。ホタルの発光は求愛行動なので、それより強い光があるとやる気がなくなってしまうようです。

また、虫よけスプレーも、事前に体に塗る分には仕方がないと思いますが、ホタルのいる場所でスプレーするのは良くないそうです。

 

宮古島では、タイミング次第で空には星、陸にはホタル、海には海ほたる・・・と一つの場所で3つの光を楽しめる奇跡のような場所もあります。

ぜひ、夜の宮古島の魅力も楽しんでください。