先日、久しぶりに東京に行く機会がありました。
宮古島に移住する前から、多すぎる人や高すぎるビル、汚い空気・・など東京の「生活しにくさ」は感じていましたが、今回改めて痛感したことは、東京は「音」がうるさすぎる、ということでした。
車の音、電車の音、お店の音、人の声。
歩いていると、常に何かの音にさらされていて、情報過多で神経の休まるときがありません。
本当に自分は毎日こんなところを歩いて暮らしていたのかと、今となってはとても信じられないです。
宮古島をはじめとする田舎の生活がのんびりできるのは、この自然音に囲まれた空間によるところが大きいのかもしれません。
反対に、東京で電車などでいらいらしている人が多いのは、きっと音の影響も大きいのだと思います。
そういえば、東京メトロでは満員電車にクラシックを流す、という取り組みをしていましたね。問題点には気が付いているということなのでしょうか。
宮古島でも、もちろん車の音など騒がしいところもありますが、東京とは比べ物になりません。
また、いつでも、癒しの最高峰と言われる(?)「波の音」を聞きに行けるので、交感神経が過敏な私にはとてもありがたい環境です。
人生のんびりと、常に副交感神経優位で生きていきたいなあと思います。
以上、住む場所を検討するとき、周囲の「音」という視点を持つことも重要だと、というお話でした。
ちなみに今調べてみると、「自然の音を聞くと気分が落ち着く...は、科学的に実証されている 」のだそうです。
やっぱりそうなのですね。
そういえば、東京にいるときは「宮古島 癒しの波音」というCDを買って家で流していました。
もちろん本物には勝てませんが、海が近くにない方には、おすすめですよ。