宮古島に移住して、職場は宮古島出身の人が多い会社に入りました。
そこで驚いたことは、ほとんどの人が、男女を問わず「下の名前」で呼び合うということです。
この理由はとっても簡単で、宮古島は「名字のレパートリーが極端に少ない」からです。
あらゆる場所で、名字で呼ぶと複数の人が振り向いてしまうため、自然と下の名前で呼び合うようになったんですね。
少し調べたら、このサイトでランキングが紹介されていました。
少し引用すると、
1位が砂川、2位が平良、3位が下地、4位が上地・・
となっています。
私の職場や周りを見渡しても、こんな感じですね。
職場の下地さんに聞いたら、学校ではクラスに下地がいつも最低5人以上はいた、ということでした。そしたら当然、下の名前で呼ぶようになりますよね。
私は当初、この下の名前で呼ぶ文化が少し恥ずかしかったですが、暮らし始めるとあっという間に慣れることができました。
下の名前で呼ぶだけでも何となく心理的な距離が近づく気がするので、本土から引っ越してきた“ナイチャー”の皆さんも、臆せずにどんどん下の名前で呼んでいくとよいと思います。私もこの文化のおかげで、職場になじむスピードが速まったように感じました。
郷に入れば郷に従えと言いますが、特に独特の文化や風習を持つエリアでの生活では、その重要性を感じますね。
無理に合わせて疲れてしまうとよくありませんが、その土地の良い部分はどんどん吸収していくと、移住生活はより楽しくなってくると思います。