宮古島への移住を検討している方に少しでも役立てばと、私の実体験を記憶の限り記載していきます。
まずは引っ越し編です。
宮古島への引っ越し
沖縄の宮古島への引っ越しは、原則として「船便」になります。そのため、まず課題となるのは、「荷物が到着するまでに、最短で1週間、通常10日程度かかる」ということです。
つまり、布団など「引越し初日から必要なもの」については、飛行機で向かう自分たちよりもずいぶん後になって届くので、その間の対処が必要になります。多くの人は、引っ越しをきっかけに買い直すケースが多いようです。
さて、そのうえで、気になるのは費用ですよね。
私たちはそれほど多くの引っ越し会社に見積もりを取ってはいませんが、そもそも宮古島まで対応している会社は多くありません。
まず初めに、沖縄に強いという噂を聞いて、引っ越しの日通さんに見積もりを取りました。
引っ越しの日通の見積もり
結果としては、これが50-60万円という、とても高額なものでした。
ちなみに、当時の家は約50㎡の2LDKで、夫婦二人暮らしの荷物量でした。しかも、ベッドやソファ、水やといった大型家具は大半をもっていかないという選択の上でです。(ちなみに、船便の場合はコンテナ単位での借り切りになるようで、それに入る限りは荷物量は価格に影響しないようです)
これでは正直、引っ越すのも難しいなという価格で、当時はかなり落ち込んだことを記憶しています。
ヤマトコンビニエンスの見積もり
続いて、ヤマト運輸の引っ越し部門に問い合わせました。
結果からいうと、私たちはヤマト運輸さんを使って引っ越しました。ヤマトさんの見積もりは約28万で、+2-3万で不用品処分もすべてやってくれました。
正直、最初にヤマトに見積もりを取っていたら、30万でも「高い!」と思っていたかもしれませんが、何しろ日通の60万を見た後だったので「これなら払える」ととても安心したものです。
あ、そういえば引っ越し時期は12月の中旬、平日出発での価格です。
ゆうパックの併用
引っ越し作業はさすが大手のヤマトさんなので、問題なく終わりました。船便は天候に左右されて変更もあるかもと聞かされていましたが、無事予定日に到着しました。
また、沖縄への引っ越しで重要なのは、ゆうパックの併用です。沖縄に荷物を送る手段は、ゆうパックが一番安いです。
何せ荷物が1週間届きませんので、最低限の荷物は先にゆうパックで送り、自分たちが着く日や次の日には届くようにする必要があります。
私たちは、布団などの寝具などを引っ越し日に届くよう事前に通販で注文しておいて、その他生活物資の最低限をゆうパックで送付、そのほかの荷物は1週間後にヤマトさんに運んでもらう、という流れで引っ越しを実施しました。
以上が、私の経験した引っ越しの概略となります。宮古島への引っ越しはいろいろと調整が大変なところもありますので、少しでも参考になればうれしいです。